講師:Gemma Harada(ジェマ・ハラダ)
こんにちは、講師のGemma Haradaです。
私は縁あって日本に住んでいる、フィリピン出身の英語講師です。
来日当初は想像していたものとは違う日本の様子に驚くことも多かったのですが、来日して9年(2012年現在)、すっかり日本の生活にも慣れました。
私にとっての英語、どうして日本で英語を教えようと思ったのか...。知っていただけたら嬉しいです。
ご存じの方も多いと思いますが、フィリピンは英語を公用語の一つとしています。
子どもの頃から英語とタガログ語の両方をミックスして耳にしていましたので、当たり前のように両方の言語を自然に身につけました。学校では全ての授業が英語で行われます。
テレビからも両方の言語が聞こえてくるし、英語で歌われた音楽も沢山流れてきました。学校でも日常生活でも英語を使って様々なことを学んできました。私にとっての英語は自分の中に、当たり前のように存在するものです。
私は高校生の頃にフィリピンでも人気のある歌手「ナタリー・コール」の歌を聞いて彼女のファンになりました。
その影響か、私は歌うことが大好きで、それが英語のレッスンに役立っています。
リズムに乗ると、英語がさらに楽しく聞こえてくると思うので、レッスンに取り入れています。
日本はフィリピンにこれまで多くの支援をしてくれました。ですから、今、縁があって日本に住んでいる私は日本の未来のために何かお返しがしたいのです。
今、私が出来ることをしたい。
日本の将来のために、バイリンガルの子どもを少しでも多く世の中に送り出したいと願っています。
私は日本でたくさんの、新たなことに出会いました。
驚いたり、感動したり、時には「どうして?」と疑問に感じたり...。
人間は経験をして成長します。その一つとして母国語以外の言語を学んで、外国人とコミュニケートできたら、人生はさらに豊かになると思います。それは実際に私が身をもって知ったことでもあります。
私は日本で生活し、日本語を覚え、英語を教えることで、さらに人生を楽しんでいるのですから。
赤ちゃんは生まれてから母国語を習得するまで、日常生活のなかで家族の行動や問いかけに反応しながら「こういう感覚の時にはこういう表現をするんだな」という体験の積み重ねをしていきます。
子どもたちにも、昔、子どもだった大人たちにも、楽しい経験として英語を覚えていただき、英語を道具として、ご自身の世界を広げてほしいと願っています。
そして、是非、私にそのお手伝いをさせてください。